iTunesのバージョンをダウングレードする方法 for Mac
2013年9月16日
skydです。iTunesは、Apple製品を使う上でもはや欠かせない存在です。
18日には、iOS7の管理が可能となるiTunes11.1が公開される予定です。
しかし、iTunesを一度アップデートしてしまうと、ダウングレードはなかなか難しいんです。そこで、今回はMacでiTunesをダウングレードする方法をご紹介します!
バックアップしておく
iTunesをアップデートする前ならば、ぜひライブラリファイルをバックアップすることをおすすめします。
iTunesは、ライブラリの情報を、iTunesフォルダの中の
- iTunesLibrary.itl
- iTunesLibrary.xml
- itunes library genius.itdb
- iTunes Library Extras.itdb
この4つのファイルに格納しています。
これらのファイルは、iTunesのバージョンが変わると仕組みが変わるようで、新しいバージョンで作成されたライブラリを古いバージョンで読み込むことは出来ません。
もちろん、音楽のデータは残っているので、新しくライブラリを作ることも可能ですが、それには時間がかかります。アップデートする前なら、バックアップをするのが賢明でしょう。
新しくライブラリを作る方法は、後ほどご紹介します。
古いバージョンのiTunesのデータをダウンロードしてくる
これに関しては、ご自身で検索されてください。
例えば、バージョン10.6がダウンロードしたいのなら、
「iTunes 10.6 download Mac」
などと検索すれば、見つかるはずです。
dmgファイルをダウンロードしたら、完了です。
iTunesを削除する
このままiTunesをインストールしようとすると、
このように表示され、インストールを拒否されます。
では、iTunesを削除するために、ゴミ箱に放り込もうとします。
ここで「OSXにiTunesが必要だから消せません」というメッセージが出てこなければ、そのまま消してOKです。
もし、メッセージが表示された場合、「ターミナル」というものを使って削除します。
ターミナルを起動したら、次の文字をコピーして、Enterを押してください
1 |
sudo rm -r ~/Applications/iTunes.app |
そうすると、パスワードを聞いてきますので、自分のユーザーのパスワードを入力してください。
これで、iTunesを消すことができるはずです。
インストール
これで、通常通りインストールできるはずです。インストーラーの指示にしたがってインストールしましょう
ライブラリを戻す
バックアップがある場合、iTunesフォルダに古いライブラリファイルを上書きします。
これで、iTunesのダウングレードは完了です。
iTunesフォルダは、ユーザー名→Musicの中にあります。
新しいライブラリを作成する
バックアップがない場合、少し時間がかかりますが、iTunesライブラリを新しく作成します。
まず、iTunesフォルダの中の、ライブラリファイル4つを削除します。
そして、iTunesをoptionキーを押しながら起動、
この画面で、Create Library、日本語なら「ライブラリを作成」をクリックします。
ここで、自分のミュージックフォルダを選択場所にし、ライブラリの名前を「iTunes」にします。
そして、ファイル→ライブラリに追加と進み、iTunesフォルダ自身を選択します。
すると、スキャンが始まり、音楽が追加されます。
さいごに
これで、iTunesをダウングレードすることができるはずです。
もしダウングレードしたい場合には、ご利用ください
以上、skydでした