Apple信者な僕が、Windows 8.1を使って思ったこと
2014年5月19日
僕は、親がMac使いなこともあって、生まれた時からMacを使っていて、今もApple製品をメインに使っています。
そんな僕が、Windows 8.1をMacにインストールして使ってみて、考えたことを書いてみます。
Windows
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僕はMacをメインに使っていますが、ずっとMacだったわけではありません。
小学校の頃、ロボコンに参加していた事があったのですが、そのプログラミングなどにはWindows XPや7を使っていました。
また、学校でもWindowsを使っています。
家では、基本的にMacですが、現在使っているMacBook Proには、一応Windows 7を入れていましたが、ほとんど使っていませんでした。
しかし先週、ひょんなことからWindows 8.1のライセンスを入手し、Windows 7をアップグレードする形でインストールしました。
Windows 8はほとんど触ったことが無いため、7より後のWindowsを使うのは初めてでした。
評価の別れる「8」
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発売当初、Windows 8の評価はまったくいいものではありませんでした。
今まで、ユーザーが長い期間慣れ親しんできた「スタートボタン」の廃止や、デスクトップという形そのものの変更、シャットダウンの方法が分かりにくいなど、様々な悪評が広がっていました。
Microsoftは、Windows XPからの移行先としてもリリースしたはずなのに、この評価のせいで買い替えも進まず、今の状態に陥ってしまったというのもあるのではないでしょうか。
しかし、僕の感想は違いました。
「こんなに使いやすいんだ…」
心からそう思いました。
高解像度に対応した美しくカラフルなメニュー、そこに現れる多くの情報、フルスクリーンで動作するアプリケーションの数々、それらを簡単にインストールできるストアなどに感動しました。
Metro UI
Windows 8になったことでの大きな変更点は、やはりスタートメニューのスタイルの大幅な変更だと考えています。
どのコンピュータ書籍を見ても「ソフトの起動はスタートボタンを押す」となっていますから、その変更は非常に大きいです。
また、四つ角のそれぞれに役割が振られており、そこにマウスを触れて操作することに対しても、それぞれの役割を理解するまでは使いづらいものでした。
ただ、少し使ってみると、この変更は全く悪いものではないと考えるようになりました。
確かに、慣れるまでは分かりにくいし、今までずっと使ってきたものをなくすことには抵抗があるのかもしれません。
しかし、今までの「スタートメニュー」は、一度に表示できる情報の量も極めて少ないし、現在のUIとは思えないものです。
また、ジェスチャーでの操作に関しても、Macほど直感的ではないにしても、自分のやりたい動作を「クリック」という方法以外で実現するという点で非常に使いやすいと考えています。
こんな話を、うちのブログのライターでもあるナギ(@izanaging)にしたところ、
「Mac使いのお前はそうかもしれないけど、俺はクリックしたい」
と言われました。
これには、正直なるほどと思いました。
僕は、日常的にMacを使っていることから、おそらく「クリック」という操作にそれほど重きを置いていません。
別にジェスチャーであっても、やりたい動作ができれば問題ないというのが僕の意見です。
Windows 8の時は、ジェスチャーの重要度が高すぎたため、なかなか慣れることが出来ず、操作が難しかったという話を聞いています。
しかし、僕が8.1を使ってみた限り、ジェスチャーとマウスの操作のバランスはしっかり保たれているように感じました。
「ジェスチャーVSクリック」
どちらの操作が優秀なのか。それは個人の考えによって変わるはずです。
しかし、モバイルやタブレットが普及している現代において、ジェスチャーでの操作が主流になっていくことに間違いはないでしょう。
Windows 8は、その点で「未来をつくる」OSなのでしょう。
スタートメニューを復活させるべきか
MSは、今後のアップデートで、スタートボタンをWindowsに復活させることを約束しています。
インターネット業界では、これは朗報として扱われていますが、正直これには賛同できません。
Windows 8.1を使ってみた感想として、新しいMetro-UIのスタートメニューが使いにくいと感じたことは一度もありません。
Macにも、同じような機能として上の画像の「LaunchPad」があるわけですが、8.1のスタートメニューはこれに劣らない使いやすさを持っています。
先述の通り、Windows 8のUIが今度大切になっていくことは間違いありません。過去の「スタートボタン」は過去のUIです。
Windows 7→Windows 8の進化は、ユーザーにとっては大きすぎる変化だったかもしれません。
ただ、その中のダメだった部分は、8.1できっちり改善されています。
それを考えると、ユーザーの意見に流され、素晴らしい未来を失いかけているマイクロソフトに、待ったをかけたくなります。
結論
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- Windows 8.1のジェスチャーは慣れれば使いやすい
- それは、今後のIT業界において必要な進歩
- 過去のUIに逆戻りする必要はない
僕の意見はこのような感じです。
Macをメインに使うことに変わりはありませんが、今後は8.1もOfficeなどの目的で徹底的に活用していくつもりです。
みなさんは、「Windows 8.1」について、どのように考えていますか?
コメントやTwitterで意見をいただけると幸いです。
以上、しゅんぼー(@shun_kashiwa)でした。