複数人から「Macbook AirとSurfaceならどっち?」と聞かれたので僕なりの考えをまとめてみる
2015年1月12日
コンピュータには詳しいと学校内でも信頼してもらっているので、よくコンピュータに関係する相談を受けるのですが、ここ数週間で2人から
「Macbook AirとSurface Pro 3ならどっちを買うべきか」
という全く同じ質問を受けました。
答えがある問題ではないのでなかなか難しいのですが、僕の考えをまとめておきたいと思います。
同じ問題で悩んでいる人の参考になれば幸いです。
注意:私はApple信者なので、Mac寄りの意見を書いてしまうかもしれません。自分を信じて、Surfaceを応援してください。
Macbook Airについて
AppleのWebサイトはこちらです。
まず、Macbook Airについてですが、Macです。PCではありません。Macです。
良くも悪くもMacなので、購入するなら覚悟が必要です。
MacとSurfaceの最大の違いは、OSです。
MacはOSX,SurfaceはWindowsを標準で搭載しています。
OSXも、基本的なことはWindowsと一緒なのですが、細かい部分が少しずつ異なりますし、使えるアプリも異なります。
Word,ExcelなどのOfficeは使うことが出来ますが、Surfaceは標準搭載なのに対し追加で購入しなければなりません。
(ちなみに、個人的にはWindowsでもMacでも使える「Office 365」がオススメです。)
OSXは僕のような使い慣れた人であれば非常に使いやすいものなのですが、今までずっとWindowsを使ってきた人にとっては変更点を覚える必要があります。
また、MacにはAppleのiWork,iLifeスイートが無料でついてきます。
これは、Appleが作ったMac向けソフトウェアで、iWorkには
- Pages(文書作成ソフト)
- Numbers(表計算ソフト)
- Keynote(プレゼンテーションソフト)
iLifeには
- Garageband(音楽作成ソフト)
- iMovie(動画編集ソフト)
- iPhoto(画像編集ソフト)
が含まれます。
iLifeはAppleが作っているだけあって非常にクオリティが高く、iMovieではWindowsのムービーメーカーとは比較にならないほどカッコいい動画を簡単に作ることが出来ます
音楽や動画など、芸術的なことを趣味でやってみたい方にはMacをオススメします。
もし、iPhoneやiPadを使っているなら、Macにするメリットは多くあります。
iPhoneやiPadとMacは、iCloudを介してシームレスに同期します。
同じApple IDでログインするだけで、連絡先やカレンダー、リマインダーなどを自動で同期します。
また、iPhoneにかかってきた電話をMacで出たり、MacからSMSを送ることも可能になります。
Windowsだと動作が遅いiTunesも、Macならサクサク動きます。
iPhoneなら、Macにするメリットは更に広がります。
photo credit: whitefield_d via photopin cc
後は…スタバでカッコつけられます←重要!
Surface Pro 3について
Surface Pro 3はMicrosoftが発売しているタブレット型ノートPCで、タブレットとして使うこともできるしパソコンとしても使うことが出来るのが特徴です。
Windowsが動作するので、多くの人が特に苦労することなく使いこなせるのではないでしょうか。
SurfaceにできてMacに出来ないこと。それはタッチ操作です。
Surfaceはタッチパネルを搭載、また標準でタッチペンもついてきます。
タッチペンを使えばより直感的にコンピュータを操作できます。
そして、パソコンということもあってタブレットとしてはかなり高性能です。
「これさえあれば何もいらない」かどうかは分かりませんが、普通にインターネットを閲覧したりする分にタッチ操作でも快適だと思います。
Macの場合は別途Officeを購入する必要がありますが、Surfaceならその必要はありません。
標準で最新のOffice 2013を搭載しています。
これとか
これとか。MSはMacbook AirやiPadを挑発するCMを公開しています(iPadにペンで書きゃいいじゃねえかヽ(`Д´#)ノ)。
ただ事実、Macbook Airも十分薄く軽いのですが、Surfaceとくらべてしまうと大きいです。
持ち運びの面では、Surfaceに軍配が上がるでしょう。
デザイン面では、Macよりポップな印象です。
キーボードにカラーバリエーションもありますので、ひと味ちがうカッコよさがありますよね。
しかし、このキーボードが物凄く薄いんですよね。
薄いのはいいことなのかもしれませんが、キーボードとして使うには微妙かなと…ある程度高さがないと押した気にならないです。
また、本体を後ろの足で自立させるので、膝の上などで扱うときには不便です。
コストパフォーマンス
ここまでそれぞれの特徴についてご紹介してきました。
ここからは、お金の話をしてみようと思います。
コンピュータなので高い買い物になってしまうのは仕方ないのですが、少し差があります。
コンピュータとして使うなら、この程度のスペックは必要だと思うのですが、Surface Pro 3だと15万円ほどします。
また、Surfaceを使うならぜひ欲しいキーボードケースも別売で16000円ほどします。
全く同じスペックではないので比較するのは微妙ですが、Macならもう少し安くなります。
もちろん、カメラの質や画面の画素数なども違うのですが、個人的にはSurfaceが高すぎる気がします。
MacにOfficeやWindowsを買ったら一緒って話もありますけどね(^_^;)
購入のタイミング
img via martinhajek.com
コンピュータは時代が進むと性能は上がります。できれば、新しいものが出たタイミングで購入するのがベストです。
Appleは、毎年Macbook Airのアップデートを行っており、徐々に早まっています。
それを見ると、今年も4月~6月辺りに更新されるとかんがえるのが妥当なのではないでしょうか。
Microsoftは、毎年秋にSurfaceのアップデートを行っていますが、2015年には2年ぶりのWindowsのメジャーアップデートが控えています。
このWindows 10の公開に合わせ、次期Surfaceを発売してくる可能性が高いのではないかと個人的には考えています。欲しい…
購入するポイント!
結局のところ、好みだと思います。
SurfaceもMacbookも、基本的な部分は変わりません。
どちらかでしかできないことは上の方にまとめましたので、それ以外はほぼ一緒です。
もしそれらの中に自分のやりたいことが含まれるなら、どちらを買うべきかは明確です。
どちらでも良いのなら、あとは個人の好みです。
Macのシルバーのボディをスタバで使いたい人もならMacを買えばいいですし、Surfaceのカラフルなデザインが好きならSurfaceを買ってください。
どちらも家電量販店などで必ず展示されています。MacならApple Storeもオススメです。
実際に使い、使いやすかった方を選べば良いのではないかと思います。
スペックに関してはこの記事ではあまり深く書かなかったので、ぜひお店の人のアドバイスを貰ってください。
さいごに
最初にも言ったとおり、僕はApple製品しか使っていません。
それでも、Surfaceはかなり欲しいですし、Surface Pro 4はぜひ買いたいと思っています。
もし、この記事に僕が書き忘れている重要なことなどありましたら、ぜひTwitterなどでコメントを頂ければと思います。
以上、しゅんぼー(@shun_kashiwa)でした。